メンマの原料は「マチク（竹の種類）」。「ラーメンにのせるマチク」がメンマという呼び名の由来だそうです。マチク はほとんどが中国産で日本では生育できませんが、日本国内 に生育する『モウソウチク』も 美味しいメンマ の原料に適しているのです。

しかし、最近では原料として 竹 を取る 農家 や業者がほとんどおらず、各地でうっそうとした竹藪が増え、景観上の問題となっています。

そこで弊社は、竹藪を形成する「モウソウチク」を原料に メンマ を作って日本の 国民食 でもある ラーメン に 国産メンマ を使ってもらいメンマ市場が拡大できたら、地元の農家や業者が“竹”を取ることで景観問題だけでなく地域の新たな産業に発展し、ひいては地域活性化に繋がるのではないかと考えています。

しかし、原発事故以降、今も福島県産のタケノコ出荷には制限がありそれは伊達市も例外ではなく、地元産の竹は原料として使えない現状。10年経っても変わらないこの風評被害、先の見えない「もどかしさ」と闘いながら、他の地域原料による国産メンマを作っています。

近い将来、地物の竹でメンマを作れるように…今はコツコツ勉強中です。